出張に行ってきた。その1―MOA美術館(静岡県熱海市)―

出張に行ってきた。その1―MOA美術館(静岡県熱海市)―

山梨出張が決まった2月。ちょうど消毒休館期間中と重なったので、休暇もとって博物館・美術館めぐりをしてきました。

その忘備録と写真記録まで。

出張旅費をできるだけ抑えるため、東京多摩在住の姉2と静岡県三島市在住の姉3に協力を仰ぎ、今回の出張旅の拠点とさせていただきました。

MOA美術館―駅チカだけど熱海は坂の多い街―

仕事を早退して沖縄から羽田に飛んだあと、多摩で1泊。翌朝早くに静岡に向かいました。朝7時ごろ多摩を出てから鈍行でひたすら西へ西へ…。

熱海駅に着いたのは10時頃でした。熱海は坂の多い街。あちこちに急勾配の坂があるので、大荷物は駅のコインロッカーに預けてほぼ手ぶら状態で美術館へGO!

熱海駅からMOA美術館まではバスで7分、車で5分。今回は姉3と一緒だったのでタクシーでばびゅんと行くことにしました。

あっという間に着くんだったら「徒歩でいいのでは?」と思ったそこのアナタ!甘い!熱海なめたらあかん! 車で5分の道は九十九折の登り道なのです。歩いたら多分確実に死にます。

入口から入ったらひたすら昇る。エスカレーターで。

入口に入るともぎりのおねーさんから「エスカレーターを7つ上がってください」と言われます。おねーさんは「エスカレーター7つ」とさらっと言ってのけるんですが、それが長めのエスカレーターでして、上から転げ落ちたらカクジツに死ぬな…。と軽く死を覚悟します(笑)。

ちょうど行った時には中間地点で万華鏡のプロジェクションマッピングが展開されていてめっちゃキレイでした。

ちゃんとぼーーーっと眺められるようにリクライニングチェアも設置されてました。

国宝と重要文化財と…

今回の主目的は、国宝「紅白梅図屏風」を見ること。

展示室内は国宝やら重要文化財やらがゴロゴロしてるので、室内の照度は暗めです。キャプションは明朝体&セリフ体による日英併記で洗練された作り。特に章パネルはカットライトで演出されてました。やっぱキレーだなーカットライト!

尾形光琳は個人的にめっちゃ大好きなデザイナーです。光琳の最高傑作とも言える「紅白梅図屏風」! 今から300年も前に制作されたとは思えない斬新な構図と色づかい!(語彙…。)

ウツクシイ…(´;ω;`)!!!

デザイナーとしては本当に彼のセンスが羨ましい(´;ω;`)! ほんと尊敬すべき大大先輩なのであります。

やはり、多くのアーティストがインスパイアされるようで、現代アーティストによるオマージュ作品も展示されていました。ブラックな「紅白梅図屏風」だったんですが、そっちも美しかった!!

「紅白梅図屏風」の展示は3月17日(火)まで!

そのほか「あ!これ教科書で見たことある!」っていう芸術作品の目白押し!

そのほか、「あ!これ教科書で見たことある!!」っていう中国・唐時代に描かれた重要文化財「樹下美人図」。

美人の基準はね…

そう!よく「これが美人なの!?」と話題になるあの絵であります。多分みんな知ってるヤツ。美人の基準は時代によって変わりますっ(`・ω・´)!ってヤツです。

でも単純に1,300年前に描かれた絵が今まで残ってるってすごくないですか?

絵に価値を認めた人々がリレーのように絵を守ってる。そう思うと感動もひとしおなのです。

これも見たことある! 藤の壺!

野々村仁清の陶器「色絵藤花文茶壺」も展示されてました。こちらも国宝! で、教科書とかで絶対見たことある!的展示物です。

また、同じ野々村仁清さんの作品で、「色絵金銀菱文重茶碗」も展示されていたんですが、ほんとに江戸時代に作ってたんかい?って思うような斬新なデザインでした。

やっぱり本物を見るのはいいなぁ。とつくづく思ったのでした。

追記:ガラスがめっちゃキレイだった…。

どうでもいい話ですが、MOA美術館のガラスケースが曇り一つなく…。自分の鼻息で曇らなければそこにガラスの隔たりがあることに全く気が付かない程でした。スゴイ…。

現に前を進んでいた女の子は思いっきし頭ぶつけてました(笑)。

展示品をガラスケースで守りつつも、来館者に展示品との隔たりを全く感じさせない徹底した清掃! 感動しました。どうやってやってるんだろ?

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