そんなつもりはなかったけど、コロナのせいで母を自宅で看取ることになった話(2)。

そんなつもりはなかったけど、コロナのせいで母を自宅で看取ることになった話(2)。

全然関係ない話

2019年夏に緊急手術で一命をとりとめた母は抗癌剤治療を行うことになりました。

急性期病院は鬼のリハビリ

急性期の病院は患者さんを早く退院させるために術後から鬼のようにリハビリが始まります(笑)。

手術の翌日からまずは立つことと、ゆっくり歩くリハビリが始まりました。

病室ではヒマだったのか、震える文字で日記に飲んだ薬、面会に訪れた家族の名前、尿が出た時刻などを記録しているようでした。

術後19日で外出許可

術後の経過は良好で術後19日目にて外出許可が降りました。体重は43.2kgまで低下。

病院から自宅まで徒歩で1,550歩。体力が落ちていたので、自宅の2階に上がることが少々難しくなっていました。

術後の体力低下を予想して母が入院中、家族総出で断捨離を決行し、1階の奥の間を母用の療養部屋に改装しました。

恐るべし昭和の家…。小さな敷地から軽トラック3台分のモノを破棄しました。なんでこんなにモノがあるの!?

子どもが自立したら、体力があるうちに即!断捨離を実行しましょう。

肝臓への転移判明

退院を目の前にして、主治医から手術時の状況と、現在の病状の説明がありました。

  • 横行結腸の半分と下行結腸を切除して大腸ガンを取り除いたこと
  • 腸をつなぎ合わせる状況ではなかったので、取り急ぎ人工肛門を造設したが(2箇所)、腸の回復を待って人工肛門は塞ぐ可能性があること
  • 肝臓への転移が見られるので今後外来で抗ガン剤治療を行うこと

ということでした。

とにかく今は回復回復…ということで

術後24日でひとまず退院

となりました。はえーな。あんな大手術で入院期間が1カ月未満…。

退院後は体の回復に加え、母は人工肛門の取り扱い方にも慣れなければなりません。いろいろ心配したのですが、

「これから先、介護されることを考えると人工肛門のほうが気が楽」(←介護される気満々(笑))

などと語っており、「なるほど、確かに」と思いました。

前向き、大事…。

退院。我が家へ。すっかり片付けられ、自分の寝室が用意されていて大感激。みんなに感謝です。ゆっくり養生します。

母の日記より

母が息を引き取る日まであと411日

術後、ことある毎に「救急で運ばれて手術したときに、ホントはいつ死んでもおかしくなかった」と話していたので、

「術後の人生はおまけだ!」

と思うようにしていたようです。(本当の心境については今はもうわかりませんが…)

退院後、少しの小休止を経て抗ガン剤治療の日々が始まります。(…つづく)

(おまけ)人工肛門になると身障者か?

人工肛門になると障害者手帳交付の対象となるのか? について調べたところ、「永久的に人工肛門である場合」には対象となることがわかりました。

母の場合、「腸が回復するまでの一時的なもの」であり「人工肛門を閉鎖する可能性もある」ため、障害者手帳交付の対象とはなりませんでした。

(おまけ)人工肛門の消耗品にかかる費用は?

母の場合、2箇所に人工肛門が設置されていたのですが、必要な衛生用品は下記でした。

  • ストーマ袋(パウチ)
  • 皮膚用リムーバー(ストーマ袋をはがすためのリムーバー)
  • 皮膚皮膜剤
  • 皮膚保護のパウダー

などなどが必要で¥15,000/月程度必要でした。

はじめのうちは病院が紹介してくれた地元の医療用品販売店に注文していたのですが、注文するたびに

「在庫がない」

などの返答が続き、最終的にはAmazonに落ち着きました。恐るべしAmazon…。何でも売ってますね。