ここ半年のことなんですが、Twitterで「山本ゆり」さんという料理コラムニストのアカウントを発見しまして、私の人生が一変しましたのでここにご報告させていただきます。
私はこれまで「料理が苦手」でした。
小さいときから好き嫌いが多かったのと、そもそも母が「料理のセンスゼロ」だったので、ご飯の時間ははっきり言って「苦痛・苦行」そのものでした。
白いごはんだけがあればいい。そんな人間だったんです。
そんな人間が最近、まっとうに料理するようになりました。というわけで、ひとまず一人暮らしのワタシの食生活を支えるメシア「山本ゆり様」の素晴らしさを語らせてください。
Index
山本ゆり様との初めての出会いはTwitterで
彼女の存在を初めて知ったのは、知人がリツイートしていた彼女のつぶやきでした。
超絶簡単で美味しいレシピのツイート。
本当に騙されたと思って試しに作ってみたらこれが、冗談抜きに美味しかったんです! しかも超絶簡単。切って、混ぜて、レンジでチン!
どうでもいいけど、なんでこんな令和の時代になった今でも「レンジでチン」とか言ってしまうんじゃろな…? 今の子はなんで「チン」って言うか意味不明なんでしょうな…(笑)。
そもそも1つのツイートで完結できてしまうほどシンプルなレシピ…。
彼女のツイートレシピの料理をいくつか作ってみて…
とにかく全部全部! 簡単で美味しーい!
というわけで、すっかりファンになってしまって、ツイートからブログに辿り着きました。
山本ゆり=料理コラムニスト?
彼女は自分のことを「料理コラムニスト」と自称しているのですが、ブログに辿り着いてその訳がわかりました。
やってることは「料理研究家」そのものだと思うんですが、
ブログが普通に面白い!
レシピブログなのに!
普通のレシピブログだけでも十分有用なのに!
加えて「おもしろい」とは何事か!? サービスしすぎなんじゃないか?
とにかく読んでみてください。ああ、「料理コラムニスト」だなぁ。って思います。
このブログは、どこにでもある材料で、誰にでもできる料理を載せています。
◆大さじ1杯の生クリーム、卵黄5個分などの「残りどうすんねん」という使い方
◆ローリエ、バルサミコ酢、ワインビネガー、バーニングマンダラー、備中ぐわ、千歯こき・・・などオシャレな調味料や必殺技、農具は使いません。
「含み笑いのカフェごはん『syunkon』こんな作り方でごめんなさい。」より
彼女のレシピに毎度毎度登場するこのフレーズ(毎回びみょーに変わりますが)が、このレシピブログの真髄なんです。
料理が苦手、かつ一人暮らしにとって、「料理作ろう!」って無理やりテンションを上げてキッチンに立っても、レシピの中に「生クリーム」とかあるともうね…。
(´・ω・`)…。ねーよ!そんなもん! 一人暮らしの家に!
っつって料理やめて炭酸麦茶飲んで夕飯終了。ってなります。ええ。実際今の今まで何度もそうしてきました。
作り方はまるで理科の実験
混ぜる順番的なものもほとんどないので、材料と調味料を量って全部耐熱容器にいれるだけ、さながら理科の実験のようです。
分量表記もたいてい1人〜2人分。一人暮らしにちょうどよい!
しかも、山本ゆりさんの料理は、手順も簡単で短いので「あーお腹すいたー」って思ってから料理に取り掛かっても全然へーきなのです。
特に電子レンジを使ったレシピはトータルの調理時間10分。そのうちの大半はまーレンジが頑張っていて私がやることはほとんどありません(笑)。
というわけで、ゆりさんのレシピは一人暮らしの方だけではなく、小さいお子さんがいらっしゃるご家庭でも大活躍すること間違いなしなのです。
思い立って10分足らずで完成
写真のトマトパスタは1分で材料を切って耐熱容器に入れました。そのあと6分レンジに入れて、出してかき混ぜて再び3分レンジで加熱してできたものです。
父のためにレシピ本を買うことにした。
山本ゆりさんのレシピと出会ってすぐ、母が大病を患い入院することになったので、これを期に「台所に立ったことがない昭和一桁の父」のためにブログ本をプレゼントすることにしました。
本を見ながら一緒に「かぼちゃの煮つけ」を作ってみたのですが、いとも「簡単に」しかも「美味しく」できてしまったので困惑する父―。
「サバの味噌煮」「豚キムチ」なども食べさせてみたのですが、いずれも絶賛。電子レンジのポテンシャルに驚愕したようで、その日数時間電子レンジを磨いていました(笑)。
父が普段遣いするには文字が小さいようなので、拡大コピーしてスクラップブックを作るつもりです。これを期に料理できる父となるか…!?非常に楽しみです。
山本ゆりさんのレシピはきっとこんな人達の助けになる!
山本ゆりさんのレシピはきっとこんな方々に大いに役立つと思うです。
子どもが小さくて手がかかるおうち
乳幼児や未就学児がうちにいって、片時も目を離せないお家にはもう最適。
山本ゆりさんも口癖のように言っている「(レンジで)加熱中は自由の身」なんです。コンロとはこの辺の事情が圧倒的に違う。
山本ゆりさんのレシピは、多分赤ちゃんを抱っこしたままでも完成してしまうものすらありそうなのです。
お料理初挑戦! な子どもがいるおうち
ワタシが子どものころ、このレシピに出会っていたらきっと人生変わっていたと思うのです。
もっと食べることを楽しんで生きていたと思う。
料理をさせたいけど、火を使わせるのはちょっと怖いってときに、電子レンジレシピにチャレンジさせてみてはいかがでしょうか?
そして、もちろん一人暮らしのおうち
とにかく時短。簡単。そして特殊な調味料がいらないのに美味しくできる!っていうのがサイコー!
今日も我が家の冷蔵庫にはゆりさんレシピの「ひじきの煮物」「かぼちゃの煮つけ」が常備菜として入っています。(お弁当のおかず)
朝はレンチンして詰めるだけ。スープジャーに入れるみそ汁と合わせて作りますが、おおよそ15分で準備完了してます。
ああ、マジ山本ゆり様に感謝。ありがてぇ(´;ω;`)。
というわけで、ブログ「含み笑いのカフェごはん『syunkon』」もTwitterもレシピ本も超絶オススメです。